2024年11月17日
静岡・屋久島・福岡2,800km出張と15kmランニング
屋久島と福岡で、それぞれの仕事のため、
二日間の日程を組みましたが、さすがにちょっと無理がありました。
静岡→品川→羽田空港→鹿児島空港
→屋久島空港→屋久島現場
→屋久島空港→鹿児島空港→鹿児島中央駅
→博多→福岡現場→福岡空港→羽田空港
→品川→静岡→自宅
Googleマップで距離を調べると、直線で2,800km
通常であれば、福岡→屋久島で行きますが、
一日一便しかなく屋久島宿泊が必要。
屋久島を日帰りするには、一日三便ある
鹿児島空港経由しか方法がありません。
ただ鹿児島便に乗るには、羽田空港ホテルに前泊して
早朝便しかないのですが、悩みどころです。
鹿児島空港から九州新幹線の鹿児島中央駅までは、
高速バスで40分とこちらもアクセスは必要で、
博多までは九州新幹線で約2時間。
とどめは、福岡空港で遅延があり30分遅れ、
羽田空港に着いたら、駐機場が混んでいてしばらく待機。
お陰で、新幹線がギリギリでした。。。
今回は、同時に色々おこなわなければなりませんでしたが、
次回からは、屋久島1泊、福岡1泊が理想的。
屋久島は観光シーズンが通年のため、
現場の打ち合わせも、まず屋久島便が取れるかどうか。
それが取れて初めて前後の飛行機や宿泊先の確保。
さらに、各現場施工者とのスケジュール調整と
仕事以上に、時間とタイミングが難しい。
クライアントのことを考えると、やはり宿泊は少ない方が
良いのでしょうが、さすがに今回の工程は
身体へのダメージがありました。
そう言いながら、帰宅翌日には、ちょっと身体が欲して
15kmランニングをおこないましたが、
これは向かい酒ならぬ向かいランでした。
さて、設計の仕事はそれ以上に頑張らないとなりません。
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2024年11月12日
新型Mac mini M4Pro性能がますます魅力的
早くMac studio M4 MAXだけ発売して、
Mac studio M4 Ultraは来年じっくり発売してください・・・
というあり得ないことを考えてお茶を濁していましたが、
ちょっと真面目に検討中です。
14年振りに発表されたMac Studio mini
いや新型Mac mini M4。
Mac StudioならMaxが狙い目、Ultraは高すぎますが、
それは来年6月ころのお話し。
しかし、いやいやM4Proで充分じゃないですかという
ベンチマークが公開されております。
それによりますと、M4 ProがM2 Ultraに迫るという結果。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2411/07/news191_3.html
M4 Pro搭載MacBook Pro/Mac mini
シングルコアスコア:3,925
マルチコアスコア:22,669
M3 Pro搭載MacBook Pro
シングルコアスコア:3,107
マルチコアスコア:15,269
M2 Ultra搭載Mac Studio
シングルコアスコア:2,827
マルチコアスコア:21,147
M4 ProはM3 Proと比べてシングルコアは17%、
マルチコアスコアは45%上回る結果となっています。
ただ新型Mac mini M4Proのあの小さな筐体で、
果たして、サーマルスロットリングによる性能低下がどの程度なのか?
と思っていたらM4Proは高出力モードに対応。
https://ascii.jp/elem/000/004/233/4233592/
性能アップは僅かのようですが、
排熱能力が向上するのはチップに対しては有効です。
しかもM4Proチップ搭載の個体には、
その性能を発揮させるために内部構造に変更が加えられており、
冷却整流のための内部配置と放熱フィンの強化が
加えられて、その性能が発揮しやすい工夫がされています。
もちろん、来年発売のMac Studio M4MAX搭載は
素晴らしい性能でしょうが(M4Ultraはオーバースペック)、
その分お値段も張ってきます。
そんなことより現状のiMac27”IntelCore i7quadでもたもたしているより
新型Mac mini M4Proで業務改善するのは、今でしょ。。。
そのスイッチが筐体下部にあるとか、まぁ、色々とありますが、
あの小さな個体の中に、劇的に強力なM4 Proチップ
14コアCPU(10高性能および4高効率)と20コアGPUを備え、
48GB RAMと1TB SSD、
そしてStudio Display 27”5K Retinaと27”5K Displayマルチ
私には合っているかなぁ・・・と思い始めております。
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Posted by macchan22 at
08:16
Comments(0)
│住まい設計│Mac&iPod&iPhone&iPad│アトリエ生活│リフォーム設計│アトリエMアーキテクツ│BIM設計
2024年11月11日
築150年古民家の住まい改修4躯体の構造補強ポイント1
築150年以上前の古民家の躯体補強については、
まず床下の土が湿気ているか、乾燥しているかは重要です。
湿気があれば、土台全体の腐食が疑われますが、
今回は床下を点検してもサラサラの乾燥した状態であり、
ほぼ全体を目視して確認できました。
それでも、水回りの部分は腐食部がありましたので、
その部分に関しては土台交換をおこないつつ補強をしています。
足固めの土台と大引きは150角前後あるため、
されをそのまま活用しつつ、
火打ち梁と新規の束石と束で補強をおこないます。
壁倍率4.0両筋交いの補強を前提として
全体のバランスを考えながら配置をおこない、
構造事務所によるバランスチェックをおこなっています。
築150年古民家の住まい改修3手書きプレゼンと広縁の断熱改修
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505362455.html
前回のプレゼンから実施設計では玄関周りに大きな変更があります。
躯体の既存梁の状況が明らかになるにつれて、
補強柱と壁が必要となる位置が分かったためですが、
これにより、玄関周りの式台とシューズインクロークを
すっきりと納めることができました。
今回必要となる既存梁と胴差桁の補強ですが、
以前におこなっているリフォームによって、
重要な梁の位置関係を不安定な状態でおこなって起きていいます。
つまり、室内と構造が上手く整合性がとれないので、
室内構成を優先したという本末転倒なリフォームに寄っています。
そのため重要な既存松梁170×360と150×300を
玄関式台の耐力壁4.0の上部の米松集成材140×270により
あらためて下支えをおこなっています。
また外壁と小黒柱240×260と大黒柱280×280のラインの
床梁と胴差桁の補強は特に大変で、
双方の梁位置が上下にずれている関係で、
米松集成材120×300の補強梁を上下に分けて入れる必要がありました。
下に入れられる補強梁は理に適っていますが、
上に入れる場合は、下になる既存梁と一体化しなければならないので、
この部分については上下をボルトで固定すると同時に、
側面を構造用合板で上下に覆い釘打ちすることで、
一体となるように工夫しました。
これを図面上で伝えることは難しいですが、
BIMですと、小屋床伏図と共に、床組の状況と
色分けした補強梁の3Dを併用することで伝えやすくなります。
またこれらは、最終的には熟練の大工さんコンビの方と
図面を元にして現場で色々とお話をしながら、工夫しましたが、
やはり大工さんの工夫の力が非常に大きかったです。
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2024年11月02日
2024特別講義『雨のみちをデザインする』
16年前の2008年から始まった
建築計画Ⅰの授業に外部講師を招いての特別講義。
コロナ禍での中止もありましたが、
今年も無事、開催することができました。
昨日の11/1の専門学校の授業は、
タニタハウジングウェア・谷田社長による講義です。
『雨のみちをデザインする』
http://www.tanita-hw.co.jp/
いつもお忙しい合間を縫って、
静岡に来ていただいております。
どうも、ありがとうございます。
・雨のみちデザイン・ウェブマガジン
建築家の様々な『雨のみち』試みをインタビューと共に読み解きます。
http://amenomichi.com/
・谷田社長のブログ
全国で活動されている谷田氏が垣間見られます。
https://www.tanita-hw.co.jp/amenomichi/
参考までに、以下は私の設計した住まいの解説ページリンクと
そこで使用したタニタハウジングウェアの樋と建物デザイン。
それぞれの住まいにとって機能上かつデザイン上、
密接な関係のある、必要な選択となっています。
それぞれに、使用した樋製品へのリンクが張ってありますので、
こちらも、この機会に見てください。
・静岡・島田の家。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202110/article_4.html
敷地内の18m大ケヤキからの落ち葉対策と
すとっ葉°ーを屋根の先端に見立てて
屋根と一体に扱い、樋の存在を消そうという試み。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウム 棟まどS形(棟換気口)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/54/
・静岡・島田の家/棟門。
旧宅の棟門の緑青吹き銅板屋根と桧構成材を再利用して、
タニタの銅製樋とくさり樋で新しい棟門を造ります。
Suscu軒とい(半丸) くさり樋
https://www.tanita-hw.co.jp/product/73/
https://www.tanita-hw.co.jp/product/24/
・多摩区・生田/小田急沿線の家。
ここでの樋は、外観のボーダーに見えるような
モールガーターと呼ばれる3段ラインの薄型樋。
※こちらは残念ながらこの樋は廃番となってしまいました。
・静岡・国吉田/静岡市内を一望する家。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201801/article_6.html
大屋根の排水と質感を考えたステンレス樋・レクステン
https://www.tanita-hw.co.jp/product/33/
ステンレス レクステンたてとい
https://www.tanita-hw.co.jp/product/35/
・熱海・下多賀の桜と海を愛でる家。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201801/article_3.html
10mのソメイヨシノ・八重桜の枝の下に入り込む屋根には
落ち葉対策にもってこいのすとっ葉°ーというカバーつき樋。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウムたてとい(すべて共通)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/45/
・静岡・大谷/相模湾を望む家。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201712/article_11.html
山からの落ち葉対策と共に、
ここでは、すとっ葉°ーを屋根の先端に見立てて
屋根と一体に扱い、樋の存在を消そうという試み。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウム 棟まどS形(棟換気口)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/54/
・富士・吉原の家。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201712/article_7.html
深い軒先の先端をすとっ葉°ーで押さえ、
大きな入母屋屋根の大らかさを表現。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/
ガルバリウム 棟まどS形(棟換気口)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/54/
・静岡・国吉田の家2。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201712/article_8.html
・静岡・池田山の家。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201712/article_9.html
切り妻のシンプルな屋根に合ったシンプルな半丸樋。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/37/
・静岡・豊田の家。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201712/article_6.html
特徴的な軒裏の米松押し縁の軒先押さえを兼ねた箱型樋。
https://www.tanita-hw.co.jp/product/38/
外壁材はガルバリウム スパンドレル ZiG
https://www.tanita-hw.co.jp/product/75/
・広島/呉・大之木ダイモモデルハウス・木香(このか)の家。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201712/article_10.html
シンボルツリーのために屋根に空いた開口部から「ensui」(鎖樋)
https://www.tanita-hw.co.jp/product/96/
雨樋・すとっ葉°ーの雨水流入実験装置
https://www.youtube.com/watch?v=IMDiFdBF3Gw&feature=youtu.be
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2024年10月30日
新型Mac mini M4が予想以上に良いかも
アップルには珍しいOne more thing…三連ちゃん。
昨日のiMacM4に続いて発表されたMac mini M4。
明日はMac Book ProM4でしょうね。
さて、そのMac mini M4ですが、14年振りにデザインを一新して
Mac Studio mini的なデザインとなりました。
https://www.apple.com/jp/mac-mini/
現Mac miniを小さくしてApple TV的な個体を想像していましたが、
やはり小さいとはいえ物理的な排熱設計がないと
負荷が掛かった場合M4本来のパフォーマンスを発揮できない。
127mm×127mm×50mm個体か。
これはこれで、小さすぎて大丈夫か?と思いますが。。。
Mac Studio M4が来年春から夏なので、
ジッと待っていましたが、このMac mini M4は魅力的。
そのMac mini M4ですが、業務機として6年振りのアップデートとなるので、
必要な仕様にカスタマイズしてみると・・・さすがにミニじゃないお値段。
ちなみにこれはアカデミック価格です。
https://www.apple.com/jp-edu/shop/buy-mac/mac-mini
〇Mac mini M4
・Apple M4 Proチップ
14コアCPU、20コアGPU、16コアNeural Engine搭載
・48GBユニファイドメモリ
・1TB SSDストレージ
・10ギガビットEthernet
・Thunderbolt 5ポート x 3、HDMIポート、USB-Cポート x 2、ヘッドフォンジャック
¥325,300-
〇Mac Studio M2 Max
・Apple M2 Maxチップ
12コアCPU、38コアGPU、16コアNeural Engine搭載
・64GBユニファイドメモリ
・1TB SSDストレージ
・10ギガビットEthernet
・Thunderbolt 4ポート x 4、HDMIポート、USB-Aポート x 2、ヘッドフォンジャック
¥376,800-
こうして並べてみると現在のMac Studio M2 Maxとの差は
¥51,500-
しかし、MaxチップとはいえM2というのが二世代古いので、
Thunderbolt4→5、USB-A→Cの差も大きい。
明日発表されるMac Book Pro M4 Maxと
その後の性能パフォーマンスを比べながらですが、
これ、マルチモニター必須なので、プラス2台モニター、
となるとなかなかの買い物です。
対費用効果はBIM設計には必要なのですが、
さすがにIntelクアッドコアi74.2GHzではあと数ヶ月待つか。
iMac27” M4があったら、モニター1つ買えばマルチで・・・
あらためて、無い物ねだりのコストパフォーマンスが頭に浮かびます。
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2024年10月27日
軽井沢星野エリア/ハルニレテラス
軽井沢の小旅行で、石の教会・内村鑑三記念堂と
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505023740.html
アントニン・レーモンド建築を探訪しましたが、
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505075895.html
ゆっくりと散策できるところはないかなと、
検索して見つけたのが、
軽井沢星野エリアにあるハルニレテラス。
https://www.hoshino-area.jp/harunireterrace/
中軽井沢駅から北へ少し入った長倉エリアは
東利恵設計の星のや軽井沢を中心とした湯川沿いですが、
ハルニレテラスはその中心にあり、平屋の店舗が川沿いに点在し、
それが広いデッキで結ばれて、
建物の間が、川沿いのテラスとなっていて、
木立の中、非常に気持ちの良い空間構成でした。
そこから歩いて10分ちょっとを登ったところにある
軽井沢野鳥の森・ピッキオとケラ池。
森の中にある池とセンターが一体となった空間と
冬にはスケートリンクになるケラ池の生物たちと
軽井沢の小さな自然が凝縮された場所です。
登らないで、そのまま進むと源泉掛け流しの立ち寄り湯場
の星野温泉・トンボの湯があります。
そこにある村民食堂で美味しい昼食。
https://www.hoshino-area.jp/sonmin-shokudo/
その他に軽井沢高原教会や
https://www.karuizawachurch.org
若者向けのBEB5など
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/beb5karuizawa/
そして、軽井沢/石の教会・内村鑑三記念堂
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/505023740.html
この星野エリアだけでも一日過ごせそうな場所ですので、
軽井沢へ行かれる時は、是非訪れてみてください。
平日でもハルニレテラスの駐車場は、すぐ満車となりますので、
朝一番で入るか、こちらの駐車場情報で、空きの有無を調べてください。
再読み込みをすると、現在の情報が分かり便利です。
https://www.hoshino-area.jp/parking/
ちにみに私たちは無料宿泊券を利用して、
軽井沢Marriottホテルに滞在しましたが
ここも気持ちの良いホテルでした。
https://www.karuizawa-marriott.com
翌日の昼食は、軽井沢の高原野菜のブッフェでした。
野菜がおいしいレストラン LONGING HOUSE 軽井沢
https://tabelog.com/nagano/A2003/A200301/20001683/
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2024年10月24日
築150年古民家の住まい改修3手書きプレゼンと広縁の断熱改修
大黒柱280角と小黒柱240角を中心に、
黒光りする小屋組の築150年の古民家。
今回の改修は、古民家を住まいとして再生する要望では、
古民家の風合いを活かして生活すること。
限られた予算の中でまず考えたことは、
12.5帖の続き間の和室南側に連続する下屋下の広縁。
この下屋下を室内にする場合に、
その天井裏に断熱材を施工するためには、
いったん天井板を外さなければなりません。
さらに天井の高い空間に対して充分に広いこの続き間を
洋室化する前提では、コストをかけてまで、
この広縁まで室内空間を広げるメリットがありません。
そのためここでは、広縁を外部として通り土間として扱い、
主屋根を受けている柱である広縁内側の障子ラインを
新たな外壁とする減築案としました。
また、こうすることで、主屋根の荷重を受ける柱間に、
既にたわんでいた既存胴差桁下に
新たに柱と筋交いを追加して、
合理的に南面の構造補強ができると判断しました。
また、この広縁を通り土間とすることで、
南側の深い軒下の縁側として再生して、
雨の日でも西玄関と東個室との行き来を可能にすることができました。
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2024年10月15日
築150年古民家の住まい改修2現地調査とBIMデータ化
現地調査から寸法取りしたデータを基にして、
建物の平面図と構造躯体をBIMデータ化していきます。
まずは、既存平面図、立面図、断面図をシートレイヤに切り出すベースですので、
階高設定のストーリと面積や仕上げ情報などのスペースを設定して、
壁ツールで描きつつ、適宜柱・梁・胴差を加えていきます。
Vectorworksarchitect2024のローカライズ版で用意されている
木造BIM+木造建具2024を使用しますが、
古民家なので、用意された在来ツールでは難しいので、
柱・梁・胴差・土台・大引き・母屋・タル木などの
各部材をそれぞれ3D入力していく方法を取ります。
この段階が一番時間を要しますが、ここは乗り越えなければ
BIMを使う意味がありません。
二回程度の現場調査で、すべての部材を把握することはできないので、
見えない部分の整合性もデータ化することで見えてきます。
その後の現地打ち合わせのたびに、
修正とアップデートを繰り返して、データを深化させていきます。
現場の汗と心の汗のBIMデータができあがれば・苦笑
複雑な構造躯体全体を任意の角度や断面へ
切り出すことができるので、その後の検討作業が圧倒的に早くなります。
これは平面図、立面図、断面図を順次作っていくという
以前の2D設計手法では、一体どれだけの図面を描いて、
かつ修正しなければならないことか。。。
しかし、これはあくまでも下地作り、
本番はここからのリフォーム提案となります。
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Posted by macchan22 at
19:01
Comments(0)
│リフォーム設計│建築風景│アトリエMアーキテクツ│リノベーション│BIM設計│省エネルギー住宅│断熱性能│古民家リフォーム
2024年10月10日
築150年古民家の住まい改修第一歩・現地調査ポイント
以前に、以下のブログをあげています。
築150年の古民家の構造補強と断熱改修・はじまり
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/503041445.html
住まいとして活用する古民家改修で重要なことは
構造補強と断熱改修が基本となりますが、
その方針を見極めるためのお話しをしたいと思います。
現地調査で、現在の古民家の状態を把握することが第一歩となりますが、
その前提となる図面の有無によって作業時間がかなり違ってきます。
図面がないことがほとんどなので、
まずは現状の図面を作成することから始めなければなりません。
平面、断面の寸法を記録しながら、
同時に目視でできる部分の現状を把握。
外部からは、屋根の瓦や外壁や土台・基礎、サッシ周り、
電気・テレビ・電話などの外部引込み経路や既存枡などの給排水設備。
内部からは、大黒柱・小黒柱をはじめとする各柱や床・壁・天井、
特に天井からの雨漏り跡の有無や水回りの壁や床は注意深く。
畳の間がある場合は、畳を上げると荒板があるので、
これを取り外して床下を点検することができます。
今回の古民家は以前の住まい手が瓦屋根改修や
玄関からキッチン・食堂、水回りにかけてのリフォームを実施しており、
キッチンのあったと所が床も撤去してあったので、
床下の状況を目視することができました。
次に屋根裏の中から小屋組や野地板からの雨漏りのチェック。
この古民家には屋根裏への収納ハシゴが設けられていて、
昔のカイコ室とおぼしき荒床敷きの10帖ほどの空間と
土間壁、そして小屋組を見ることができました。
1回目の調査では、ここまでで写真と共に、
まずは1階と小屋裏の既存図面を作成します。
そして、作成された図面を基にして第二回目の現地調査。
ここでは、平面図・断面図の整合性と共に、小屋組調査をおこないました。
着替えとゴム靴、頭に付けるヘッドライトを持参して
追加で充電式の現場用LEDライトも用意してもらい、
真っ暗な小屋組の大梁の上を行ったり来たりして、
母屋、タル木、束、方杖、大梁・小梁、桁、土壁の
寸法を測っていきます。これが結構大変な作業で、
この時は秋口でしたが、午後からの小屋裏は、
日射にさらされた瓦からの輻射熱が屋根裏に充満して、
滝汗に水分補給をしつつ、蒸し風呂状態での作業。
さすがに午後は早めに引き上げましたが、それでも4時間超え。
こうして集められた躯体情報を基にして
躯体のBIMデータ化していきますが、その辺りはまた次回。
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2024年10月05日
軽井沢/アントニン・レーモンド建築探訪
三十数年ぶりの軽井沢への小旅行。
一日目にかなり歩き回ったので、
二日目はレーモンド建築に絞ってゆっくりと。
まずは、ホテルの近くにある軽井沢タリアセン。
軽井沢町の南に位置する塩沢湖を中心するエリアです。
http://www.karuizawataliesin.com
フランクロイドライトのタリアセンの名前を冠していますが、
それは関係ありませんでした。。。
美術館、遊戯施設、レストラン、ショップが
塩沢湖畔に点在して、広い園内をゆっくりと散策できます。
そこにあるペイネ美術館は、アントニン・レーモンド設計の
『軽井沢・夏の家』と呼ばれるアトリエ兼別荘を移築した建築です。
http://www.karuizawataliesin.com/look
緩勾配屋根、外壁の下見板張り、丸太柱や丸太母屋、
丸太タル木というレーモンド建築のアイコン満載です。
入口横には建設当時に屋根の上に載せられていた
カラマツの枝の再現があります。
雨音軽減と直射日光の輻射で室内温度が高くならない目的ですが、
さすがに、それを維持することが難しかったようです。
鉄筋コンクリート造なら分かるバタフライルーフですが、
木造で造るにはちょっと勇気がいります。
また1階から2階へは階段の代わりに
スロープにより登っていきます。。。
建築関係者以外で、これはコルビュジエ風と・・・と思った方。
実はこの原型は、ルコルビュジエのエラズリス邸計画案です。
そのため夏の家はコルビュジエの模倣と言われ
批判されたこともありますが、
コルビュジエ本人がこの建築をみて自分の作品集に載せるほど
評価しています。巨匠は巨匠を知る・・・ですね。
内部の写真は不可でしたが、やはりバタフライルーフの木造化は
その処理が屋根材のみに寄るため、
内部には雨漏りのシミが出て、壁板が交換されていましたが、
しっかりと補修されていました。
スロープで2階へ上がっていくと、
目線が隅々まで変化しながら眺められるので新鮮でした。
内部は、それぞれ個室がありますが、
それぞれに、低い丸太の片流れの小屋組と
木製格子ガラス窓と無双窓の板戸に包まれた
落ち着いた空間となっています。
レイモン・ペイネの美術館ですので、スケッチが展示されていますが、
建築と共に心地よく、良い時間を過ごせました。
https://jp.pinterest.com/hyuganatussu/レイモンペイネ/
次に訪れたのは、1935年に設立された軽井沢聖パウロカトリック教会。
http://www.yokohama.catholic.jp/syokyoku_top/yb_parish_n04.html
外観の屋根の形状は独創的で大胆ですが、
全体の大きさは思ったよりもこぢんまりとしています。
正面は緩やかな下屋屋根の水平ライン上から
急勾配の切妻が立ち上がり、
縦長の格子窓と聖母像が持ち出された頂部
小さな寄棟の下に配されています。
丸太母屋の小口が保護のため白く塗られており
外壁の茶色とのコントラストが目に入ります。
木造トラスの屋根を支えている1階の壁は、
鉄筋コンクリート造ですが、改修工事で、
当初の型枠横板張り打放しの表情になっています。
内部のシザーストラス毎にある袖壁も
構造的な理に適っています。
内部に入ると、そのシザーストラスを構成する
丸太タイコ落としの部分がやじり模様に削られて
空間にアクセントとなっています。
片面はコンクリート壁上部の大梁で支えられていますが、
もう一方の面は太丸太柱と梁で構成されて、
奥に平屋の1列が増やされています。
この席に座ると、また違った角度から、
小屋組端部の切り替えが眺められて、
低い屋根組に囲まれた空間となっています。
教会には珍しく、正面のキリスト像背面からだけでなく、
側面の横長窓からも光が入り込み、
小屋組全体を柔らかい光が浮き上がらせています。
駐車場側に回り込みますと、
換気用の大きな塔屋が立ち上がり、
持ち上げた屋根とそこに回り込む下屋、
屋根頂部の棟部には小さな千木のような
交差した板が連続して、
正面とはまったく違う屋根デザインとなっていて、
各部に見所が満載でした。
ここに車で訪れるには道も狭く、
道歩く人も多く、結構大変でした。
私は平日の午後でしたが、それでもこの状況でしたし、
また、教会の駐車場は15分の時間制限もありますので
ご注意ください。
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2024年09月30日
軽井沢/石の教会・内村鑑三記念堂
三十数年ぶりの軽井沢への小旅行。
静岡からは中部横断道が中央高速道まで開通したお陰で、
三時間ちょっとで行けるとは、ずいぶんと便利になったものです。
お腹は高原野菜の美味しい食事で満たし、
頭は建築巡りの刺激で満たしました。
石の教会・内村鑑三記念堂
フランクロイドライトとの出会いから自然との調和を目指す建築家として歩んだ
アメリカのオーガニック建築家・ケンドリック・ケロッグの設計です。
https://www.stonechurch.jp/?_gl=1*3p4i3l*_gcl_au*MTUxNDMwNDgzOC4xNzI3NjU1NTUx&_ga=2.91811987.845265813.1727655551-2011545800.1727655551
駐車場から歩くと、まず導入部に石積みの壁と
木造フレームに囲まれたガラスの屋根の下に、
二つの流線型の木製ベンチがあります。
ここは結婚式の待ち合いの場所と思われますが、
石の教会への期待感が高まります。
その脇をカーブする石積みの小径を辿る先には、
開けた石の広場があり、その奥に、
アーチ状のフレームが徐々に立ち上がっていく石の教会が姿を現します。
一見すると建築とは思えない形態ですが、
地場産出の志賀石積みをはじめとして
自然を織りなす5つの要素である『光・石・水・緑・木』が着想
コンクリート製のアーチフレームは、
ザラッとした独特な表面が光に浮き立っています。
その間にはうろこ状のガラスが上下にはめ込まれて、
太陽の軌道に併せた形状と徐々に立ち上がっていくアーチから
いつも光が降り注ぐ内部空間ができあがっています。
光溢れる内部空間は、撮影できないので星野リゾートからの転載です。
側面の石積みからは、ポトスの緑が匍うように繁茂して、
そこに湧き水が流れ落ちる音と苔むした石積みが緑の壁となる。
二列あるベンチは、大きさと独特の形状が微妙に異なるマホガニー製。
地下の展示室から外部に出て、外周の小径から
アーチをうろこ状のガラスのディテールをじっくりと観察。
アーチの上部は勾配がほとんど無くなるので、
雨の処理はどうなっているのかが気になりましたが、
頂部には、その上にガラスの三角屋根が掛けてありました。
またアーチ相互は一定の幅ではなく、
お互いの勾配も違うため、その間をガラスで覆うという考えは、
結構大変な納まりのはずですが、
端部がうろこ状のガラスを上下に重ねて、
そのうろこ部がお互いにオーバーハングして、
雨の吹き込みに対応しつつ、その重なりが微妙な影を落としていて、
見事な処理となっています。
やはり神は細部に宿ります。。。
いつまでもベンチに佇んでいたい、やすらぎの空間でした。
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2024年08月22日
九州朝日放送(福岡)の地域限定再放送のお知らせ
番組側から、地上波での再放送の連絡がはいりましたが、
今週末の九州朝日放送限定ということなので、お知らせいたします。
8年前に沖縄・波照間島で沖縄古民家リフォームをおこないました。
波照間島は、静岡を早朝始発で出ても島に着くのは16時過ぎ、
一旦島に入ると、最低二泊で仕事、さらに船が欠航でまた泊まり・・・
最盛期は6回/月、沖縄というスケジュールでした。。。
7ヶ月の施工期間を要しましたが、西表島・石垣島・竹富島などでも
作業とロケがあり、自分で言うのも何ですが、なかなかの大作です。
もともと二年あまり沖縄本島でRC造の別荘設計をおこなっていたので、
それと抱合せだからこそ、できた仕事でした。
沖縄・恩納村の別荘
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201712article_5.html
その合間に、沖縄久米島の小島よしおさんのお母さんのお店もおこないました。
これだけ前ふり情報があれば、更に楽しめるかと思います。。。
大改造!!劇的ビフォーアフター
九州朝日放送(福岡)の地域限定で放映されます。
8/24(土) 12時~13時55分
雨も土も振る家。
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00170dlfa.html
大改造!!劇的ビフォーアフター宮里家・Special Thanks!
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201603article_1.html
こちらは沖縄赤瓦屋根の施工プロセスです。
琉球赤瓦屋根施工プロセス1・原因
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201603article_5.html
琉球赤瓦屋根施工プロセス2・赤瓦の性能
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201603article_6.html
琉球赤瓦屋根施工プロセス3・葺き替えと通風環境の検討。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201603article_9.html
琉球赤瓦屋根施工プロセス4・土葺き屋根の解体
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201604article_1.html
琉球赤瓦屋根施工プロセス5・赤瓦下の野地板構成
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201604article_2.html
琉球赤瓦屋根施工プロセス6・S型赤瓦葺き
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201604article_3.html
琉球赤瓦屋根施工プロセス7・S型赤瓦の隅棟瓦納まり
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201604article_4.html
琉球赤瓦屋根施工プロセス8・S型赤瓦の隅鬼瓦と起こし屋根
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201604article_5.html
波照間島リフォーム番外編・南共同売店の建具・掲示板・ベンチ。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201603article_4.html
収納クッションベンチは現場スケッチ。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201603article_3.html
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2024年05月17日
自邸常緑のヤマモモ・シラカシ・クロガネモチ剪定
三年ぶりに自邸の庭の常緑樹、ヤマモモの雄木と雌木、
シラカシ・クロガネモチの剪定をおこないました。
目隠しのための常緑樹は境界沿いに植えてあり、
庭の主体は落葉樹のヤマモミジの株立ち。
今は新緑が美しく、風にそよぎ葉ずれの音も心地よいですが、
常緑樹が覆いすぎると暗がりになりがち。
増やしたアジサイやびわ茶を作るびわにも陽当たりが必要。
もう一つは、ヤマモモの実が駐車場に落ちるので、
その剪定も兼ねております。
大きくなったヒメシャラから花が上から降ってきて、
ニオイバンマツリの白と紫の花と香りがこの時期ならでは。
クレアが走り回っていた庭も、
今はぎゅうちゃんの横にクレアが・・・
気持ちの良い季節となって来ました。。。
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2024年05月14日
静岡岡部町・玉露の里・瓢月亭
岡部町の朝比奈地区は高級茶『玉露』の産地。
そこにある道の駅・玉露の里へ十年ぶりくらいに行ってきました。
子どもが小さい頃は、奥にある昆虫館と共によく立ち寄りましたが、
今回は、川向こうの瓢月亭へ初めて立ち寄りました。
https://www.shizutetsu-retailing.com/gyokuronosato/
瓢箪がキーワードの茶室ですので、
あちらこちらに瓢箪をあしらったデザインが施されていて、
それを見つけ出すのも面白いです。
池が見渡せる和室で、抹茶と和菓子をいただき、
凝ったデザインの欄間や障子越しに借景と池。
落ち着いた刻の流れの中で、ゆったりと過ごせました。
その後は、奥の小さな茶室や水屋にて
またしばし濃密な空間を味わったあとは、
茶室棟周囲の散策路にある待ち合いやにじり口、
モミジや竹林の木漏れ日と風のそよぐ音、
そして朝比奈川のせせらぎを聞きながらの散策。
こんなにも素晴らしい環境が、アトリエからわずか40分で来られるとは
まだまだ静岡も奥が深いです。
心が満たされたあとは、玉露の里のレストランで、
そばとミニ天丼でお腹を満たし、
玉露ソフトクリームで、別腹も満たしておきました。
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2024年04月18日
築150年の古民家の構造補強と断熱改修・はじまり
平屋の古民家を構造補強と断熱改修して
住まいとして再生するプロジェクト。
大黒柱と小黒柱、いぶし出された黒光りする骨太骨組みですが、
屋根部分は、20年前くらいに瓦葺きへと葺き替えられていました。
住まいとしての再生計画の基本は、やはり構造補強と断熱改修ですが、
構造補強と共に断熱改修も手間がかかり、コストがかさむ工事です。
断熱改修については、全体予算との兼ね合いで色々と検討しました。
古民家の場合は、床下の土台交換や追加の束・土台・大引き、
そして既存根太掛け替えなど、当初の想定外の作業もあり、
非常に手間のかかる大工さんの人工工事。
信頼できる大工さんと共に、コストをいかに抑えるかが設計の課題となります。
施工者と検討した結果、今回の断熱改修施工には、
もう20年以上のお付き合いの
セルロースファイバー断熱施工のマツナガ。
https://www.ms-matsunaga.jp
そのためには、見積前に現地確認と着工後の躯体状況の再確認、
そして、下地準備の事前打ち合わせは欠かせません。
今回は、床下・外壁・天井裏とすべてセルロースファイバー施工としています。
その辺りはまた、次回に。
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2024年04月16日
AI処理能力を向上させたAppleSiliconM4
〇M4を搭載した14インチのMacBook Pro:2024年末頃
〇M4を搭載したiMac:2024年末頃
〇M4 Pro/Maxを搭載した14インチと16インチのMacBook Pro
:2024年〜2025年初頭
〇M4とM4 Proを搭載したMac mini:2024年末〜2025年初頭
〇13インチと15インチのMacBook Air:2025年春頃
〇ハイエンドのM4チップを搭載したMac Studio:2025年中頃
〇M4 Ultraを搭載したMac Pro:2025年後半
将来の開発には情報漏洩に厳しいアップルから
これだけの具体的開発情報が出てくるのは珍しいですが、
それだけ、出遅れ感を指摘されるAIにフォーカスする必要性があり、
それは正常な進化だと思います。
10年間におよぶAppleCarによる自動運転プロジェクトの終焉の
影響もあり、開発資源の選択と集中でしょうか?
ここに来て突然のAppleSiliconM4の話題は、
唐突感はありますが、その流れでしょう。
しかし、アップルの業務機ユーザーとしては、
おいおい、それはないだろう。。。という気持ちです。
M1からやっとM2もシフトしたと思ったら一年も経たずにM3。
やっとシフトした矢先にM4とは。
今年は出るであろうMacStudioM3を待っている
iMac27”Intelユーザーですが、
必要な時が買い時とは分かっているものの、
デスクトップ業務機の上位機のMacStudioがいまだM2Maxのまま。
M2Ultraのモンスター価格は必要ないのですが、
モニター無しのM2Maxでも充分モンスターです。
やっと今年M3がやってくるらしいですが、
そんな中でのAppleSiliconM4ニュース。
しかしそれは、また来年という情報に、
iMac24“じゃ狭いし、マルチモニター環境にするにしても
あの派手な色味は必要ない。
アップルファミリーから弾き飛ばされているような疎外感。
そりゃ、Macの売り上げも落ちるでしょう?
クリエーターやデザイナーのユーザーをもっと大切にしないと
iPhoneやiPadだけじゃない、それは母艦なんですから・・・
という最後は愚痴ブログでした。
AIはCADには必要なし・・・でもよいかなとは思いつつ、
建物を風景に落とし込むAI画像を見ると・・・やはり欲しい・苦笑
こんな葛藤をしている人、多いのかなぁ。。。
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Posted by macchan22 at
08:17
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2024年04月15日
2025年Vectorworksはサブスクリプション移行追記継続販売決定!
設計事務所を営んでいるとそのベースとなるのは
やはり図面を描くCADソフトの管理ではないでしょうか。
私の場合は、もう30年以上Macを使用しているので、
それと同時に毎年バージョンアップされるMac OSとの関係性、
さらには業務機のMacの買い換えも含めて、
重要な要素となっていて、プロジェクトの進捗状況をにらんで、
そのタイミングには毎年悩まされます。
6年ごとの業務機更新も後継機問題に直面しており
早くM3化しないといけないのですが。。。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201801article_10.html
Vectorworksarchitect2024のバージョンアップのため、
久しぶりにHPをみてみると永続ライセンス販売終了のおしらせ。
???最初は何のことか理解できなかったのですが、
2025年からサブスクリプションライセンスへ移行。。。
う〜ん、ついにといいますか、やはり、といいますか。。。
VectorworksもAutoCADや他のBIMソフトのようにサブスクリプションへ移行。
https://www.aanda.co.jp/lic2025/index.html
メディアやダウンロードの買い取りによるライセンス購入から
サブスクリプションというのは時代の流れということなのでしょうが、
その価格をみるとAutoCAD plusが231,000円、
まだ予定価格となっていますが、
Vectorworksarchitectストンドアロン版が245,300円
ちょっと高いですが、ほぼ合わせてきていますね。
ソフトはライセンス買取前提という古いタイプなのですが、
こうなると毎年のMac OSのバージョンアップに伴う
Vectorworksarchitectのバージョンアップもちょっと考えないといけない。
提供スケジュールをみると2024年末が最後。
ここでバージョンアップすれば2026年から切り替えとなり、
それ以降は最終の永続ライセンス2026の継続利用。
最終的には、そこでの判断となりそうですが、
まずは2024年末にこれまで通りにバージョンアップが必須です。
BIM設計に移行して6年あまり・・・
まだまだ有償サポートでの質疑は必要なので、
是非単年度のサポートは残して欲しいところですが、
あと2年かぁ。。。
と思っておりましたら、何と永続ライセンスの継続決定とのこと。
Vectorworks 永続ライセンスの販売継続について
https://www.aanda.co.jp/lic2025/index.html
やはり多くのユーザーから継続販売の要望があったようです。
何はともあれ、これでバタバタしないですみそうで一安心です。
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Posted by macchan22 at
11:28
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2024年04月07日
福岡・ルカプリス訪問
SNSを通じてご縁をいただきました
有馬アレクサンダー陽子さんの事務所兼店舗・ルカプリスを
初めて訪問しました。
HOLISTETIQUE(ホリステティック) オンラインショップ
https://holistetiqueshop.com
医者である祖父・父からの影響で、身体と健康と薬の関係を探求し、
免疫学、生化学、栄養学、物理学、電磁気学などを学ばれて、
免疫療法に精通した自然療法やエネルギー療法など
自然療法士(ナチュロバス)として活動をおこなっておられます。
また崎谷医師との講演会は、
西洋医学と代替医療、それぞれのメリットとデメリットを理解し、
バランスの取れた治療のあり方を提案しておられ
どこも溢れる聴講者で、皆さんの関心の高さが伺えます。
最近は、ちょっと病院にかかると、
薬を飲むために、胃の荒れを抑える薬が出て、
さらに・・・と、これでもかという薬が出て、
これで身体が治るのだろうか?と、疑問になることもありますが、
病院も大事ですが、自分の身体に何が起こっている状態かを
自分でも正しく理解して向き合うことも大切に感じます。
お話をしていても目から鱗が落ちることばかり。
まっちゃんスペシャルの欠点もご指摘いただきました。。。
私の家族も、有馬さんの蜂蜜を愛用して身体を整えておりますが、
[入門]世界一やさしい はちみつの教科書
https://hl-book.co.jp/book/honey-book/introduction-to-honey-1/
それ以外に興味がありました水晶石。
ルカプリスには、様々な水晶や鉱石のアイテムがあり、
けっこう現実派の私でも、惹かれる波動空気感がありました。
やはり実店舗を訪れると、目指されている雰囲気や
素材の使い方が掴みやすいので参考になります。
しかし、ご本人の目まぐるしく活動をされている様子は、
そちらの身体の方が心配ですが、
逆に、私もまだまだ頑張らないと・・・とパワーをいただきました。
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2024年04月02日
愛犬クレアの誕生日・・・です。。。
昨年末の12月20日に天に旅立ちました愛犬クレア。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/501877702.html
今日はその11歳目を祝うはずでしたが、
今は天空で、アースと共に走り廻って、
私たちを見守ってくれているはずです。
静岡市から狂犬病予防注射の葉書が届き、
こちらへの報告も必要でしたね。
庭のヤマモミジも枯れ枝から一気に新緑となりました。
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2024年03月28日
iMac2017intel版とVectorworksarchitect2024で不具合発生
う〜ん、これは困っております。。。
現在の業務環境は2018年に移行したiMac2017-27“intel版の
マルチモニター環境。
https://atelier-m-architects.seesaa.net/article/201801article_10.html
アトリエMアーキテクツの設計は6年前からBIM設計に移行して、
現在のマシンパワーではちょっと心許ないので、
アップデートしたいところですが、
iMac27“は既にディスコンで、開発もしないと明言されて、
iMac 24“のみとなり、それとのマルチモニター環境では
メインモニターが小さくて、私の場合はちょっと。。。
そんな人はMacStudioとディスプレイを買ってね・・・
というのが、今のアップルの主張なのです。
ただ、2台のモニターとなると、
やはり1台はStudio Display27“にしたいと思う、
そこは非常に個人的な問題ですね・苦笑
さて、私のiMac2017intel版環境は、
・4.2GHz クアッドコアIntelCore i7
・Radeon Pro 580 8GB
・メモリー 40GB 2400MHz DDR4
・macOS Ventura 13.6.5
十分なパワーと思っていましたが、今やAppleSiliconM3時代。
移動アトリエの方はMacBookAir15”M2なので
こいつは、は、速い・・・という逆転現象。
さて肝心の問題事象は、ご覧のような展開図。
壁、屋根、梁がしっかりと表現されています。
その次の同じ展開図では・・・それが消えてしまうという現象。
BIM設計の場合、この展開図は描いているわけではなく、
室内展開図ビューポートで3Dから自動で切り出しております。
このお陰で、いちいち展開図を変更しなくても、
3D上で様々な変更をしても、各図面が自動的に変更できます。
その際に、『更新』というボタンを押すのですが、
その変更後やファイル保存後に更新をおこなうと
このように消えてしまうという、何とも厄介な現象。
有償サポートのVectorworksServiceSelectにて、
遠隔操作環境にして、その現象を確認してもらい、
ファイルを送って、様々なA&Aさんの環境で検証してもらうと
今度は再現性がない。
ただ、私のマシン環境で起こっていることは、
先の遠隔操作で確認してもらっているので、
今後、他のユーザーから上がってくれば、また検証するということに。
私の場合の回避方法は、一括更新をしないで、一つ一つをおこなう、
或いは、一旦MacBookAir15”M2へファイルを移動して、
再描画させて、それをiMac2017intel版へ戻す。
どちらにしても、何とも時間と手間のかかる作業。
しかもM2でも表示が消えることもあり、非常に不便。
何とかして欲しいのですが、当面はこれしか解決方法がない。
今年6月のWWDC2024でMacStudioM3が発表されれば、
更新する予定ではおりますが、まだ3ヶ月先で、
発表されるというのも噂レベルで、その保証もない。
ポチッとするのは、やはり6月まで待つしかないけれど、
アカデミックストアが使えるとはいえ、これは相当にお高い。。。
どなたか、同じ現象に悩まれている方がいらっしゃれば、
是非、A&Aサポートセンターへご一報いただければ幸いです。
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Posted by macchan22 at
18:33
Comments(0)
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