2013年10月03日

天井裏がない落とし壁工法の電気配線。

天井裏がない落とし壁工法の電気配線。


静岡県産材の杉落とし壁工法の国吉田物語は、
内部造作真っ盛り。
並行して、設備、電気、床暖房、Wソーラーシステムなどの
設備系の仕事も詰めの段階。

・静岡県産材杉の落とし壁工法の外装仕舞い。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201309/article_8.html

ほとんどの壁や天井が、躯体の現し仕上げとなるため、
設備系の配線経路には、気を使います。
・落とし壁は、電気配線計画が決め手。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201309/article_10.html

その対応策として、1階の床では、
静岡県産材の構造用合板厚28の上に、
床暖房パネル厚12とそれ以外の増し張り合板厚12の隙間を、
2階床では、構造用Jパネルの剛床の上に、
石膏ボード厚12.5を遮音用に増し張りし、
そこを、電気配線の配線経路として活用します。
天井裏がない落とし壁工法の電気配線。


天井裏がない落とし壁工法の電気配線。


配線経路を把握するためにも、
縦横無尽にというわけにはいきませんが、
石膏ボードの張る範囲を、分かりやすく、
かつ考えての配線を、電気屋さんにお願い。

どうでしょう、この綺麗な配線パターン。
『そんなとこ、誰が見るんだ。』
『私が見るんだ!』
・・・・、完全にジョブズの受け売りですが・笑、
仕上げのカバ無垢フローリング厚15を張る時に、
スティップルの配線打ちが起こらないようにするためにも、
必要不可欠な作業となります。

面倒な作業をお願いしておりますが、
図面や意味を現場で説明して、
その大まかな経路を打ち合わせして、
こちらの意図と熱意を伝えると、
予想以上の丁寧さで、配線作業をおこなってくれた
電気屋さんに、改めて感謝です。
こうしたみんなの力が合わさらないと、
良い住まいはできないのです。。。m(__)m
天井裏がない落とし壁工法の電気配線。



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この記事へのコメント
こんにちは。
綺麗ですね~さすがプロの職人技 ww!
こういう電源ケーブルって硬いんですよね。
大変そうです。

私はネットワークの配線をやったりしますが、やっぱ綺麗に魅せる配線をするのは大変なんですよね。せっかく魅せるように配線しても、ちょっとしたネットワーク構成の変更で、一気にぐしゃぐしゃになるし。
Posted by PanheadPanhead at 2013年10月03日 20:46
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