2016年04月13日

琉球赤瓦屋根施工プロセス6・S型赤瓦葺き

琉球赤瓦屋根施工プロセス6・S型赤瓦葺き


今回の宮里家のリフォームの発端となった赤瓦屋根の雨漏り。
「雨も土も降る家」
http://asahi.co.jp/beforeafter/d00170dlfa.html

前回、下地の横桟の話をしましたが、
ご覧のような渦巻き状の材料を使用しています。
琉球赤瓦屋根施工プロセス6・S型赤瓦葺き


これは、横桟を杉野地板にビス留めする場合に、
そこからの漏水を防ぐための止水パッキン材です。
よく見ると、横桟の横にちょっと飛び出しているのが見えます。
琉球赤瓦屋根施工プロセス6・S型赤瓦葺き


さて、今回の葺き替えに使用するのはS型赤瓦です。
瓦葺きは軒先から葺き始めますが、このS型は
ご覧のように横桟にビスで固定していきます。
軒先瓦は、雄瓦部分に1本、雌瓦部分に2本の計3本、
一般部は、この雌瓦部分の2本留めです。
琉球赤瓦屋根施工プロセス6・S型赤瓦葺き


また、すべて固定していくのではなく、
葺く流れ方向の位置を、水糸を張って確認しながら葺いていきます。
琉球赤瓦屋根施工プロセス6・S型赤瓦葺き



こうして、屋根瓦が吹き終わると、
今度は、棟瓦を作りますが、これが強風の吹き荒れる沖縄で、
赤瓦を押さえるのに、重要な部分となります。
その辺りは、次の工程でご説明します。

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