2011年04月24日
ブログ授業2011・「サン・ピエール教会」
ロンシャンの礼拝堂、
ラ・トゥーレットの修道院に続く、
3番目の宗教建築であるサン・ピエール教会。
建設地の軟弱地盤や建設費オーバーなどから
高さを50mから34mに変更したにもかかわらず、
基礎部分が完成しただけで頓挫し、
その後約20年間も放置されていました。
この未完の作品は、その完成予想図が
CGで再現されるなど
注目を集めていましたが、
地道な努力が実を結び、
2003年になってようやく建設が再開し、
2006年に完成。
東側の壁面に開けられた小さい穴は、
祭壇背面から無数の光の帯が差し込み、
西側は西日を取り入れる
緑色の四角い明り取りがあります。
塔頂部には黄色と赤の大きな明かり取りが設けられ、
それぞれが時刻に応じて、
祭壇の十字架を照らし出すという、
まさに、光の教会といえる演出がほどされております。
なお、本日の建築日記は、
専門学校の建築計画課題授業となっております。
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Posted by macchan22 at 04:47Comments(0)
│建築風景